電源タップは、複数の電化製品の電源を同時に確保できるアイテムです。2~3製品を同時に接続したいときは、4つの差込口がある4個口タイプをチェックしてみてください。
この記事では、4個口の電源タップから、おすすめの商品をピックアップして比較しました。人気の高い延長コード型や節電に便利な個別スイッチ付きの商品を中心にご紹介しているので、電源タップの購入を検討している人はぜひチェックしてみてくださいね!

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4個口の電源タップのメリット
4個口の電源タップとは、4つの差込口を備える電源タップです。まずは、電源タップを使用するメリットについて見ていきましょう。
電源の確保が容易になる
家庭用のコンセントは2口設計のものがほとんど。4個口の電源タップをつなげておくことで、複数の電化製品を同時に使用できるのは大きなメリットです。
中でも延長コード型の電源タップは、コンセントから離れた場所でも電源を確保できる優れもの。家庭内のデジタル化が進む今、スマートに電源を確保できるかどうかはQOLにも関わる重要な問題です。
電源タップを賢く利用することが、生活の快適性向上に役立ちます。
配線がすっきりまとまる
電源タップを使用すれば、1つのタップに複数の電化製品を接続できます。配線が散らばりにくく、部屋やデスク周りがごちゃごちゃしません。製品によってはマグネットや壁掛けフックが付いており、視界に入らないよう設置することも可能です。
特にパソコン周りやテレビ周りは、配線が交錯しがちです。電源タップでスッキリとまとめておけば、掃除のときもストレスを感じにくくなります。
4個口の電源タップの選び方
電源タップを選ぶときは、「種類」「安全性」「機能性」についてチェックすることが重要です。また部屋の美観を損ねたくない人は、インテリアとの相性もチェックしておきましょう。
4個口の電源タップを選ぶとき、チェックしたいポイントをご紹介します。
使い方・場所に合う種類を選ぶ
電源タップは、主に以下の種類に大別できます。
■直付けタイプ:コンセントに直接挿して差込口数を増やす
■延長コードタイプ:延長コードにより、コンセントから離れた場所で電源を確保できる
■タワータイプ:差込口が縦に配置されており、狭い場所でも設置できる
電化製品をコンセントの側で使用するなら、直付けタイプがおすすめ。壁際に配線を集中させられるため、コンセント周りがスッキリします。
コンセントから離れた場所で電源を確保したい場合は、延長コード対応が最適。コード長は1m以上のものから3m以上のものまであるため、場所に合わせて選択できます。
タワータイプは、縦に差込口が設置された電源タップ。主にデスクへの設置に最適化されており、USBポートを搭載したものがたくさんあります。見た目の印象もスタイリッシュなので、デスク周りのごちゃつきを改善したいときにおすすめです。
安全性のチェックも重要
電源タップは、発熱や感電・火災のリスクがあります。過負荷を防止したりホコリ・汚れなどの侵入を防いだりする機能があると安心です。
電源タップを選ぶときは、以下の機能があるものを選びましょう。
▶雷ガード機能:雷などによる電圧の急激な変動から接続機器を保護する
▶トラッキング防止機能:接続部の絶縁安全性を維持する
▶シャッター機能:使わないときに差込口を閉じる
▶ブレーカースイッチ付き:定格以上の電流が流れたとき、自動で回路を遮断する
▶防水機能:水に強い
なお、日本で販売される電源タップは、電気用品安全法に基づく認可が必要です。電源タップを選ぶときは「PSEマーク」の有無を確認しましょう。
PSEマークが付いていない海外製品は、避けた方が無難です。
便利機能の有無を確認
電源タップの中には、使いやすさを向上させるための機能が付与されているものがあります。使う場所やニーズに合わせて、使い勝手のよいものを選びましょう。
▶USB充電ポート付き:Type-AやType-Cポートが付属している
▶個別スイッチ:使わない電子機器への電気供給を停止できる
▶マグネット付き:机などに貼り付けて使える
▶ノイズフィルター機能:電源ラインに混ざっているノイズをカットすることで、誤動作や切断リスクを低減する
タブレットやスマホを充電したい場合は、USBポート付きの電源タップが便利です。また待機電力の消費を抑えたい人は、個別スイッチ付きがおすすめ。使わない電源を一つひとつオフできるので、電力の無駄がありません。
このほか設置場所を自由に設定できるマグネット付きのものや、パソコンの誤動作を抑制できるノイズフィルター機能搭載のものもあります。
【延長コードタイプ】おすすめの4個口電源タップ3選
延長コードタイプの電源タップは、コンセントから離れた場所でも電源を確保できるのが魅力です。適切なコード長の電源タップを選べば、電化製品を複数まとめて管理できます。
延長コードタイプから、おすすめの4個口電源タップをご紹介します。
エレコム|電源タップ 4個口
■Amazonでの販売価格(2025年7月24日時点):755円
耐熱性に優れるユリア樹脂で作られた、シンプルな4個口電源タップです。コンセントプラグには絶縁キャップが付属しており、使用中の火災リスクを低減できます。
プラグ部分は180°の角度調整に対応しており、家具裏などの狭い場所での接続もスムーズ。シンプル&スタンダードなデザインなので、オフィスから家庭まで幅広く使えます。
■差込口数:コンセント差込口4
■機能:絶縁キャップ付きのコンセントプラグ、二重被ふくコード、180°スイングプラグ
■コード長:1m・2m・3m
Anker Charging Station| USBタップ 電源タップ 4口
■Amazonでの販売価格(2025年7月24日時点):2,990円
USB-CポートとUSB-Aポートを搭載した、薄型の電源タップです。USBポートは最大20W出力に対応しており、バッテリー残量0%のiPhone 16を30分で50%まで充電できます。
本体のサイズは幅約80×高さ約120×厚さ約18mmで、コンパクトなサイズ感。自宅はもちろん、外出先でも気軽に使用できます。
■差込口数:コンセント差込口4、USB-Cポート×2、USB-Aポート×2
■機能:過電流保護、ショート防止、温度管理など
■コード長:1.5m
TESSAN|電源タップ 4個口
■Amazonでの販売価格(2025年7月24日時点):2,099円
巻き取り形の延長コードを採用した、コンパクト設計の電源タップです。コード長は2mあり、コンセントから離れた場所でも電源を確保できます。コードを収納すれば手の平サイズに収まるため、持ち運びもスムーズです。
コンセントタップは0.76cmと薄く、45°角のスリム設計。広いスペースを必要としないため、家具の裏などのわずかなすき間に設置できます。
■差込口数:コンセント差込口4、USB-Cポート×1、USB-Aポート×2
■機能:過電流、過電圧、過熱の抑制、延長コードの収納可
■コード長:2m
【個別スイッチ付き】おすすめの4個口電源タップ3選
コンセントにプラグを差し込んだままの状態で放置すると、待機電力を消費します。少しでも節電したい人は、使わない電化製品への電源供給をオフにすることが大切です。
ここからは、小まめに電源供給をオン/オフできる、おすすめの4個口電源タップをご紹介します。
エレコム| 電源タップ コンセント 個別スイッチ 4個口
■Amazonでの販売価格(2025年7月24日時点):1,235円
絶縁プラグを採用した、シンプルな4個口の電源タップ。それぞれの差込口上部に付属しているスイッチにより、接続機器ごとのオン・オフが可能です。
また本体は、横からプラグを差し込む横挿しタイプ。ケーブルの重みで本体が横転しにくく、卓上での使用に適しています。
■差込口数:コンセント差込口4
■機能:絶縁キャップ付きプラグ、スイングプラグ
■コード長:1m
STYLED|フラットスイッチ 4個口
■Amazonでの販売価格(2025年7月24日時点):2,199円
雷ガード機能やホコリ防止シャッターを搭載した、安全面に優れる電源タップです。プラグ部分には絶縁キャップが付与されており、トラッキング火災を抑制できます。
電源差込口は1つだけ幅広に作られており、ACアダプターにも対応できるのがうれしいポイント。差込口上部にはフラットタイプのスイッチが付いており、LEDランプによってオン/オフの状態を確認できます。
■差込口数:コンセント差込口4
■機能:雷ガード、スイングプラグ、ほこり防止シャッター
■コード長:2m
Fargo |木目調電源タップ スイッチ付き 4個口
■楽天市場での販売価格(2025年7月24日時点):3,312円
インテリアとの親和性が高い、木目調の4個口電源タップです。カラーバリエーションはベージュ・ダークウッドの2種類があり、設置場所との相性や好みに合わせて選択できます。差込口にはそれぞれ個別のスイッチが付いており、小まめにオン/オフを変更することが可能です。
雷ガード機能により電圧の変動にも耐性があり、落雷による家電への影響を最小限に抑えられます。
■差込口数:コンセント差込口4
■機能:雷ガード
■コード長:2m
まとめ
4個口の電源タップは、電子機器や家電の電源を一まとめに確保できるのが魅力です。デスク周りやキッチンなど、電化製品が複数ある場所で使用できます。
ただし4個口の電源タップは、機能や形状によって使い勝手が異なる点に要注意。「どのような場所で使うのか」「何を接続したいのか」を具体的にイメージして、使い勝手のよい電源タップを見つけてください!